肩こりが辛いので、最近、マットレスを評判の良いものに変えた。
数日はいい感じがしてたのに、また肩こりが辛くなってきた。
結局、柔らかいマットレスと硬いマットレスのどっちが正解なの?
こんな方にお話しします。
整体とスポーツトレーナが本業のツヨキですが、この悩みを現場でよく聞きます。
結局マットレスはどっちがいいの?を解説します。
「柔らかいマットレスvs硬いマットレス!」あなたにあったマットレスの硬さがある
体型のタイプ別に正解があります。下記の通り↓
体重が軽い人→柔らかめの高反発マットレス
体重が重い人→硬めの高反発マットレス
※いきなり高反発マットレスと出てきましたが、解説は後ほど。
寝ていて肩こりが起こる医学的根拠
人間の背骨はS字カーブを描いています。
このS字カーブが崩れると、筋肉が緊張し肩こりが悪化します。
体の一部に体重が集中すると、血流が滞り肩こりや筋肉の緊張が起きます。
人は一晩で20〜30回の寝返りを打ちます。寝返りをしにくい場合は、肩こりや筋肉の緊張が起きます。
この3つが基本です。
柔らかいマットレスと硬いマットレスのそれぞれにメリット・デメリットがあります。
①柔らかいマットレス
【メリット】
体が包み込まれるようにフィットし、気持ちいい。
腰や肩などの圧力が分散されやすい。
血流が良くなりやすい。
【デメリット】
体が沈みすぎると、背骨が曲がり不自然な姿勢になる。
肩が圧迫されて逆に肩こりが悪化する可能性がある。
腰が沈み込み、腰痛の原因になることも。
②硬いマットレス
【メリット】
背骨が自然なS字カーブを維持しやすい。
体が沈まないため姿勢が安定し、肩こり予防になる。
寝返りがしやすいので、体のコリが解消されやすい。
【デメリット】
体重が一部に集中してしまい、肩や腰への負担が大きくなる。
硬すぎると血流が悪くなり、肩こりが悪化する可能性も。
このようになります。
そして、最初に出てきた「高反発マットレス」は上記のメリットだけを兼ね備えて開発されています。
例えばこんな感じ↓
体が沈み込みにくく、寝返りが打ちやすい。
腰や肩の負担を分散し、背骨の自然なカーブを保つ。
硬すぎず、しっかり体を支える弾力がある。
でも低反発がいいんじゃないの?
確かに、低反発マットレスが流行りましたよね。
私も使っていました。
「まるで雲の上の寝心地」というキャッチコピーがついていた記憶があります。
柔らかいし、体がめり込んで気持ちいいですよね。
ですが、
私は低反発で寝たとき、暑かったんですよね。
それに、肩が凝った感じがしました。
数日寝ても同じでした。
なぜなら当時の最先端ではあったんですが、睡眠用ではない技術だったんです!
NASAがロケット打ち上げ時に宇宙飛行士のシートのクッションとして開発された素材なんです。
体にかかる衝撃を和らげるための素材です。
ですので、寝ることとは関係がないんですね。
【結論】自分の体型に合ったものを選ぶのがベスト!
体重が軽い人→柔らかめの高反発マットレス
体重が重い人→硬めの高反発マットレス
こんな感じです。
肩こりが辛いなという人は、試してみる価値ありです。
最後に
参考までに、具体的にどんな商品が当てはまるのかを書いておきます。
↓
■ 体重 ~60kg向け(やや柔らかめ・適度な反発力)
ニトリ『Nスリープ ラグジュアリー』
価格:シングル 約30,000円~
特徴:高反発ウレタン使用で体圧分散、寝返りしやすい
アイリスオーヤマ『エアリーマットレス』
価格:シングル 約15,000円~
特徴:通気性抜群で丸洗い可能。軽量で持ち運びも簡単
■ 体重 60~80kg向け(標準的な硬さ)
無印良品『高反発マットレス』
価格:シングル 約25,000円~
特徴:しっかりした反発力で体を支える。カバーも洗濯可能
エアウィーヴ『スマートZ01』
価格:シングル 約33,000円~
特徴:適度な硬さで腰を支える。折りたたみ可能で収納しやすい
■ 体重 80kg以上向け(硬め・しっかりサポート)
西川『Air SI』
価格:シングル 約60,000円~
特徴:点で支える高反発構造。プロアスリートにも人気
トゥルースリーパー『セロ』高反発モデル
価格:シングル 約35,000円~
特徴:高反発ウレタンでしっかり体を支える設計
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