「朝起きたら肩がガチガチ…」「首こりもひどいし、頭痛まで…」
これ、枕が合っていない可能性大です。
でも「高い枕がいいのか?低い枕がいいのか?」、結局どっちが正解か分からない…という方も多いですよね。
✅ 高い枕は肩こりを悪化させる?
✅ 低すぎる枕もダメって本当?
✅ 枕選びの正解は自分の寝姿勢で決まる!
今回は、治療家&スポーツトレーナーのツヨキが、肩こりに効く枕の正しい選び方を徹底解説します。
1. 高い枕と低い枕、結局どっちが正解?真髄は姿勢にあり。
肩こりを防ぐには、「枕は高め・低めのどっちが正解か?」という考え方だけでは足りません。
大切なのは、寝ているときの姿勢に合わせて枕の高さを調整すること。
仰向けで寝る人 → 低めの枕
横向きで寝る人 → 高めの枕
この2つの考えが基本です。
2. 枕の高さで肩こりが悪化する理由
寝ていて肩こりがひどくなる原因は、枕が首や肩を正しく支えていないからです。
▪️ 高すぎる枕が引き起こす問題点
首が前に曲がりすぎるため、骨のS字カーブが崩れてしまい筋肉が緊張してしまう。
▪️ 低すぎる枕が引き起こす問題点
首が後ろに倒れすぎてしまい、首と肩の筋肉が緊張してしまう。
枕の高さが原因で、肩こりが悪化するケースは非常に多いんです。
3. 寝姿勢別・肩こりを防ぐ枕の選び方
実際に、どんな枕が肩こり防止に効果的なのか?寝姿勢ごとに、選ぶべき枕のタイプを詳しく解説します!
✅ 仰向けで寝る人 → 低めの枕がベスト!
〈ポイント〉
首のカーブを自然に保ち、肩が圧迫されないようにする
首と枕の隙間が軽く埋まるように盛り上がりがあるもの
✅ 横向きで寝る人 → 肩幅に合わせた高めの枕がベスト!
〈ポイント〉
肩幅分の高さがないと首が下がってしまうので、肩こりが悪化する原因に。
横向きの時に首の骨が真っ直ぐ水平になる高さがベスト!
✅ 硬さも大切な要素
硬すぎる枕→頭が安定せず首の筋肉が働いてしまい、肩こりの原因に。
柔らかすぎる枕→頭が減り込んでしまい、寝返りの回数が減るから肩こりの原因に。
〈体験談〉
私は仰向けで寝る派です。おまけに高い枕が好きです。
自分の首に合っていない枕は、違和感を感じます。
要するに、寝にくいってことです。
患者さんからの話で、「オーダー枕はどうなの?」と相談があります。
このオーダー枕は科学的ですごいですよね。
首の角度や肩の高さの計測。実際に寝てみて硬さ(素材)の調整を。してくれます。
すなわち、横向き、仰向け、硬さの全てを自分用にオーダーメイドしてくれるわけです。
しかも、一つの枕で再現してくれるという最高な枕です。
4. 「柔らかい枕が好きなんだけど…」
「低反発や柔らかい枕が気持ちいいんだけど…」という方もいますよね。
確かに、柔らかい枕は寝心地が良く、包まれる感じがします。
ですが、肩こり解消を優先するなら、ある程度固い枕の方がいいです。
🔸 低反発枕の問題点
低反発素材は、NASAがロケット打ち上げの時に宇宙飛行士の衝撃を抑える為に、シートに使うために開発された素材です。衝撃吸収には優れていますが、沈み込みが大きく肩こりの原因になります。
5. まとめ
肩こりの原因は寝ている時の姿勢にあります。
なので、高い・低いで迷ったら、「自分の寝姿勢や体型に合った高さを選ぶ」ことが大切です。
✅ 正しい枕の選び方まとめ
仰向け寝の方 → 低めの枕が肩こり防止に効果的
横向き寝の方 → 肩幅に合った高めの枕が最適
低反発枕は避けて、高反発枕がオススメです。
6.重要なツヨキ補足
枕は寝返りが打ちやすく、良好な寝姿勢をキープしてくれるものがベスト!
何ですが、
どんな枕も使ってみて、寝にくい場合は肩が凝るんですよね。
そもそも、寝ると動くので、どこに頭があるかわかりませんよね。
なので、
「最高の枕は、肩こりを予防してくれる可能性が高いものであり、予防の一つである」
と捉えてくださいね。
どうやっても肩が凝る場合は、枕以外が原因であると考えてください。
運動不足だったり、マットレスが原因だったりもしますので。
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